自助グループとは 3つのルールと目的【具体的に解説】

アダルトチルドレンの自助グループって何?具体的に教えて?

 

✓本記事の内容

  • 自助グループとは
  • 自助グループの3つのルールと目的
  • まとめ

 

✓本記事の信頼性

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脱・毒親
アダルトチルドレン完全克服カウンセリングの

いながきつとむです。

 

 

アダルトチルドレンの本でたまに見かける、自助グループって何?
具体的に教えて?

 

そんな疑問にお答えしようと思います。

 

 

自助グループとは?
具体的に何をやるのか。
そして、目的は何か?一緒に見ていきましょう。

 

 

先に結論を書いておくと、

  • 自助グループとは、アダルトチルドレンの共感の場
  • 目的は、共感し合うことで、回復、成長
  • 自助グループの3つのルール
    ①話を口外しない
    ②話す時間を配慮する
    ③言いっぱなし、聞きっぱなし

です。

 

このことについてもう少し詳しく教えて欲しいという方は、記事を読み進めて下さい。

 

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✓目次

・自助グループとは
・自助グループで具体的に行うこととは?
・自助グループの全体像
・自助グループの3つのルール
①話を口外しない
②話す時間を配慮する
③言いっぱなし・聞きっぱなし
・ミーティング後のフォローシップ
・自助グループに参加する意義
・まとめ

 

自助グループとは

 

アダルトチルドレンにおける自助グループとは、お互いの気持ち、境遇、症状を共感し合うことで、回復・成長を目指す場です。

 

 

自助グループで具体的に行うこととは?

 

具体的に行われていることは、
共感の場であるミーティング、親睦を図るフォローシップ、グループによっては、会報の発行、電話を通じてのミーティングなどです。
費用はかなり格安です。

 

 

自助グループの全体像

 

ミーティングは事前に決められた1時間から2時間のくらいの間で、話したい参加者が順番に話していくという形式で行われています。

 

その中で、自ら話すことと仲間の話を聞いて共感することで、お互いに回復・成長しようとしています。

 

そして、誰もが安心して話せるように、参加者みんなで大切にしているルールがあります。

 

その主な3つのルールをお伝えします。

 

 

自助グループの3つのルール

 

①話されたことは決して口外しない

参加者にはさまざまな境遇、症状、を抱えています。

 

ミーティングの時に話したことは口外しない。

 

そうすることによって、参加者が安心して自分の話をすることができます。

 

 

②話す時間をお互いに配慮し合う

ミーティングの時間は事前に決められています。

 

アダルトチルドレンの辛い思いがあふれ出し、1人が多く話してしまうことがあります。

 

こんな時でも、話す時間は平等にが原則です。

 

タイマーなどを使ってお互いに配慮しましょう。

 

 

③言いっぱなし・聞きっぱなしにする

ミーティングで話されたことに対して、意見したり、批判したりせず、言いっぱなし、聞きっぱなしにします。

 

この耳慣れないルールは、何か言うことによって仲間を傷付けてしまわないことを大きな目的の1つとしています。

 

例えば、悩みが話された時、非難、中傷など、あってはならないことです。

 

また、一般的に人を力づける励まし、慰め、助言、賞賛なども、そうしたことを受け止めることができない状態のときには、逆に負担になってしまいます。

 

こうしたことから、「言いっぱなし・聞きっぱなし」というルールが設けられています。

 

 

ミーティング後のフォローシップ

 

ミーティング後、多くのグループでフォローシップといって参加者同士の親睦が図られています。

 

参加するかどうかは、文字通り自由に決められます。

 

フォローシップは、ミーティングのように「言いっぱなし、聞きっぱなし」ではありませんので、傷つく可能性も出てきます。しかし、個人的に親しく話したり、気持ちをより一層分かり合える時間でもあります。

 

 

自助グループに参加する意義

 

自助グループに参加する意義って何でしょうか?

 

自助グループに参加しても、なかなか共感を得られなくても、それが逆に自分の課題を教えてくれているのかもしれません。

 

あるいは、何度も通っているうちに、気持ちの準備ができて、心からの共感を味わうことができるかもしれません。

 

また、自助グループ内での人間関係の問題については、それにどのように対処していくか、解決していくかということを考えて取り組んでいくことで、成長していけるという面もあるでしょう。

 

もちろん苦しいときでも無理をして、ミーティングに参加すべきだということではありません。

 

また、その時の環境や精神的、身体的状況から、自助グループに通うのに無理があり、まず休息を取った方がいいという方もいると思います。

 

自助グループに行くかどうか、どこの自助グループに行くか、どのくらいのペースで自助グループに通うかなど、自助グループの活用の仕方については、柔軟に自分に合った方法を見つけていくのがいいと思います。

 

アダルトチルドレンの症状を相談機関や自助グループの仲間に相談したりして、「1人で抱え込まないで」いきましょう。

 

 

まとめ

・自助グループとは、アダルトチルドレンの共感の場

共感し合うことで、回復、成長につなげていける

 

・自助グループの3つのルール

①話を口外しない
②話す時間を配慮する
③言いっぱなし、聞きっぱなし

 

・ミーティング後のフォローシップ

自由参加

言いっぱなし、聞きっぱなしではないので、傷つく可能性もあるが、客観的に自分を見つめ直すことができる

 

・自助グループの意義

参加者(仲間)との交流を通して、症状の回復・成長ができる

 

 

自助グループについて、ご理解頂けましたでしょうか?

 

自助グループに参加することで、アダルトチルドレンの症状が軽くなり、回復につながっていくでしょう。

 

少しでもお役立ていただけましたら幸いです。

 

 

もし、アダルトチルドレンでお悩みでしたら、一度、カウンセリングもご活用下さい。

 

一瞬の勇気で人生が音を立てて変わっていきます。

 

どんどん苦しくなる人生、
どんどん楽しくなる人生、

 

あなたはどちらを選びますか?