優しすぎるあなたが損をしないために|カウンセリングで学ぶ母との境界線の引き方

脱・毒親
アダルトチルドレン完全克服カウンセリング

自分軸カウンセラー 稲垣つとむです。

 

「また私だけが我慢してる…」そんな心の声、ありませんか?

誰かを傷つけたくなくて、つい “いいよ” と言ってしまう。

あとで疲れ果て、ひとりでため息。

もし今のあなたがそうなら、まずは「よく頑張ってきたね」と自分に声を掛けてあげてください。

境界線が薄いのは弱さではなく、優しさの裏返し。

けれど境界線があいまいだと、相手の期待や感情があなたの心まで流れ込み、静かな場所がなくなってしまいます。

 

境界線がゆるいとき、心の中で起こること

境界線は「ここから先は私の大切な領域」と示すライン。

境界線がゆるいと、

①時間が奪われ
②気力がなくなり
③自己肯定感が下がる

そんな“三つの疲れ”が重なります。

とくに子どもの頃、母親の機嫌を最優先にしていた人は “自分より他人” が当たり前になりがち。

恋愛でも職場でも、相手の顔色に心が振り回されるのは、その延長線にあるのかもしれません。

 

“いちばん近い他人” として母を見るということ

家族は特別。

でも、どんなに愛しい母でも「私とは別の人生を歩む他人」です。

ここに気づくと、少し心が楽になります

母の期待を全部背負わなくてもいいし、母の感情は母のもの。

そう線を引くことが、あなたの心を守る第一歩になります。

 

カウンセリングで手に入る“心の取り扱い説明書”

境界線は頭で理解しても、いざという時に揺らぎがち。

カウンセリングでは

①どこで NO が言いにくいかを一緒に探し、

②セッション内で小さな断り方を練習し、

③線を引いた後の罪悪感をやさしくほどいていきます。

心理学の知識を味方にすると、感情の波にのまれにくくなり、自分の軸が静かに育ち始めます。

 

境界線が引けると育つ、穏やかな自信

境界線を描けるようになると「私はどう感じる?」と自分へ問いかけられます。

たとえ意見が違っても慌てず、恋愛でも“合わせすぎ”を卒業。

特別な才能ではなく、正しい知識と小さな実践を重ねれば、誰もが手にできるものです。

 

最後に|あなたの優しさを守るための境界線

優しさはあなたの宝物です。

でも境界線のない優しさは、あなた自身を傷つけてしまうことも。

もし今「断れなくて苦しい」「母の期待に押しつぶされそう」そんな想いがあるなら、それは境界線を学ぶタイミング。

アダルトチルドレン カウンセリング・母との関係改善カウンセリングで、一緒に“心地よい距離”を探してみませんか?