カウンセリングで心の悪循環を断ち切り、善循環へと変わる方法

脱・毒親
アダルトチルドレン完全克服カウンセリング

自分軸カウンセラー 稲垣つとむです。

 

「また同じことで苦しんでる…」その悪循環から抜け出したいあなたへ

たとえば、母親のちょっとした言葉に傷ついてしまう。人間関係で、気を使いすぎて疲れてしまう。「またか…」と自分を責めてしまう。

そんなふうに、気づけばいつも同じ苦しさを繰り返していませんか?

この「悪循環」は、何かが起きたから起こるのではなく、心の反応パターンが定着してしまっていることが原因です。

だからこそ、最初に必要なのは「トラウマの克服」ではなく、悪循環を止めて、善循環へ入る心の土台を整えることなのです。

 

悪循環とは「反応のクセ」によって起こる

たとえば、母の機嫌が悪いとピリピリしてしまう。相手にちょっと否定されただけで、強く落ち込んでしまう。そんなとき、私たちは「過去の体験」に反応して動いています。

つまり、“今”起きていることではなく、“昔”の記憶が心を支配してしまっているのです。

それが、悪循環の正体

そして、この状態でいくら「前向きになろう」「忘れよう」としても、なかなか変わりません。まず必要なのは、自分の心の反応に気づき、「ここで止めていいんだよ」と教えてあげること。

 

カウンセリングでやるべき最初のこと

 

「トラウマを癒したい」「過去を手放したい」そう思うのは自然なことです。

けれど、カウンセリングで最初に大切なのは、“今の悪循環を断ち切る”こと

たとえば、

  • 自分責めをやめる

  • 反射的に不安になるパターンをやわらげる

  • 怒りや寂しさに飲み込まれない練習をする

これらは、心の筋トレのようなもの。

すぐにトラウマを掘り下げるよりも、まず自分を安心させる力を身につけることが、長い目で見て大きな変化につながります。

 

善循環とは「安心→信頼→自己表現」が回る状態

悪循環を断ち切った先にあるのが、「善循環」です。

善循環に入ると…

  • 不安よりも安心を感じられる

  • 自分の気持ちに気づけるようになる

  • 本音を伝えることが少しずつ怖くなくなる

こうなると、「自分って、こんなふうに感じてたんだ」とわかってきます。そして、自分の気持ちを尊重できるようになると、人間関係も変わっていきます。母親との関係でも、今までのように振り回されず、自分のペースを大切にできるようになるのです

 

土台が整ってから、トラウマに向き合う

心が安定してきてからこそ、本当のトラウマケアが始まります。カウンセリングでは、心が安全であることを確認しながら、過去の傷と向き合う準備が整ったときに、はじめて「生きづらさの根っこ」を見ていきます。

ここで大切なのは、「無理に掘り起こさない」こと。トラウマは無理に思い出す必要はなく、今のあなたが“その時の自分”を理解し、寄り添ってあげることが回復の力になります。

 

「私はよくがんばってきたよね」

そんなやさしい声かけが、トラウマを癒す一歩になるのです。

 

母との関係も、変えられる

「母のことになると、感情がぐらぐらする」

「距離をとろうとしても罪悪感で戻ってしまう」

そんな声はとても多く聞きます。けれど、善循環の状態になると、母との関係も穏やかに変わっていきます。

母の言葉をそのまま飲み込まず、「それはお母さんの考えなんだな」と、心の中にワンクッション置けるようになる。それだけで、驚くほど生きやすくなるのです。

 

最後に|変わりたいあなたの、その第一歩へ

「いつも同じことで悩んでしまう」

「母との関係がつらい」

「自分を責めてばかりいる」

 

それは、あなたの心が「もうこの悪循環を終わらせたい」と叫んでいるサインかもしれません。

アダルトチルドレン・母との関係改善カウンセリングでは、

  • 悪循環を止める心の習慣

  • 善循環をつくる自己理解

  • 安心して向き合える環境

この3つを丁寧に整えていきます。

 

トラウマを癒す前に、まずはあなたがあなたの味方になれる心の準備を。その一歩から、人生は本当に変わり始めます。

あなたがあなたらしく生きられるように。
その願いを込めて、私は心からサポートしています。